どクズ

普通のフリして生きてる変なやつ

どクズ

自分があまりにもどクズでは?と気がついたのは最近のことである。

真性のクズなのだ、面倒臭がりで目先の快楽に弱くウソなんて平気で吐くような人間で有りながら、それを世間に晒すのが恥ずかしくひた隠しにして、社会用の自分みたいな物で自分を覆ってな本心を表に出さない。

 

こんなどえらい事に、自分で気がついていなかった。

自分のことを、いわゆるイエスマンとか、良いやつだと思っていた痛いヤツ。

 

貶されたってバカにされたってヘラヘラして誤魔化して、でも心の奥で何かモヤモヤしているものがある、何だろ……ってもやもやを具体化したらさ、「ウザイ」とか「僕の勝手じゃん?」って普通に考えてたんだよなあ。

 

自分のこと、人当たりも良いし素直で良い奴だと思っていたんだけど、素直に自分に落胆した。

「まあ、ホントは落胆なんてしてないんだけど、文章的にオチついて収まり良いし落胆って書いた方が世間受け良いか」これが本心。

 

今まで生きてきて気が付かなかったこの素直な黒い部分。

 

そんな自分の本心に気がついたら、隠して生きてきた、21年分急に疲れた感じがして、やってらんなくなった感じがしてる。

「って書いとけば誰かから共感得られんのかな」

とか考えつつも、「いい自分」が本心を覆い隠すことを勧めてくるし、それでも「素直な自分」を出したい気持が、ハリネズミのジレンマって感じ。